2025年06月03日
ダイエット中「水」を甘く見るな!~痩せる人はみんな飲んでいる~
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「ダイエットには食事と運動が大事」。これは誰でも知っていますよね。でも、意外と見落とされがちなのが“水分”です。
実は、水の摂り方ひとつで体重の減り方も、代謝の効率も、大きく変わってきます。
今回は、「なぜダイエットに水が欠かせないのか?」「どれくらい飲むのがベストなのか?」「水と脂肪燃焼の関係」などを、トレーナー目線で解説していきます!
1. 水は“代謝のスイッチ”になる
人間の身体の約60%は水分です。血液もリンパ液も消化液も、すべて水がベース。つまり、水が足りないと全体の働きが鈍くなります。
特にダイエット中に重要なのが「代謝」です。脂肪を燃やすためには、酵素やホルモンの働きが必要になりますが、それらがきちんと働くには十分な水分が必要不可欠。
つまり、水をしっかり摂ること=代謝を上げて痩せやすくする土台を整えることなんです。
2. 水を飲むと「便通・むくみ」が整う
便秘気味の方、むくみやすい方は要注意。体内の水分バランスが崩れている可能性があります。
特に食事制限ダイエットでは食物繊維や水分が不足しがち。結果として便通が悪くなり、体重が落ちにくくなるケースも。
水をしっかり飲むことで、腸の動きが活性化し、自然なお通じが出やすくなります。
さらに、十分な水分を体に入れることで、逆に体は“溜め込む必要がなくなる”ため、むくみも軽減されるのです。
3. 「水」と「脂肪燃焼」の関係
脂肪をエネルギーとして燃やす「脂肪酸の代謝」には、水が欠かせません。
特に、体脂肪を分解した後、それを運んで燃焼させるには、水を通して酵素が働く必要があるのです。
つまり、**“水が足りない=脂肪が燃えにくい”**ということ。トレーニング中や有酸素運動をしているのに、なかなか落ちない…という人は、水分不足がボトルネックになっている場合もあります。
4. どれくらい飲めばいいの?
目安は**「体重×30~40ml」**です。
たとえば体重60kgの人なら、1.8〜2.4L程度が目標になります。
ただし、「一気飲み」はNG!腎臓が処理しきれず、すぐ尿として排出されてしまいます。
おすすめは、以下のような**“こまめ飲み”**👇
- 起床後:コップ1杯
- 朝食後〜昼前:500ml
- 昼食後〜夕方:500ml
- トレーニング前後:500〜800ml
- 就寝前:コップ1杯
これだけでも1.8〜2.0Lはしっかり摂れます。
5. 水の「種類」にもこだわるべき?
基本は「常温の水」がベストです。冷たい水は胃腸に負担がかかる場合もあるため、朝一番や食事中はなるべく控えめに。
コンビニやスーパーで手に入る軟水ミネラルウォーターで十分ですが、汗を大量にかく日やトレーニング後はナトリウムやカリウムなどのミネラルも意識できるとベターです。
「麦茶やお茶じゃダメ?」という質問もありますが、カフェインが含まれるものは利尿作用があるため、“水分補給”という意味では純粋な水が最も効率的です。
6. 水を「味方につける」とダイエットは加速する
ここまで読んでくださった方なら分かると思いますが、**水は“ただの飲み物”ではなく、ダイエットの武器”**です。
摂取カロリーや運動内容だけでなく、「水の摂取量」にもぜひ意識を向けてみてください。
小さな習慣が、3日後、1週間後の体調や体重に確実に影響を与えてくれます。
最後にひとこと
「水を飲むだけで痩せる」なんてことはありません。
でも、水を“飲まなければ痩せない”のもまた事実です。
あなたのダイエットを“水”で加速させていきましょう!