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2025年04月11日

【NEXUS新中野店】ローファットダイエットについて

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ローファットダイエットとは?脂質を抑えて健康的に痩せる方法を徹底解説

ダイエットにはさまざまな手法がありますが、中でも「ローファットダイエット(低脂肪ダイエット)」は、長年にわたり信頼されてきたスタンダードな方法の一つです。最近ではケトジェニックや断食など話題性のある方法も登場していますが、ローファットは今も多くの栄養士や医師が推奨する、リスクが少なく健康的に体脂肪を減らせるアプローチです。

この記事では、ローファットダイエットの基本からメリット・デメリット、具体的な食事内容や注意点まで詳しく解説します。

ローファットダイエットとは?

ローファットダイエットとは、脂質(ファット)の摂取量を抑えることによって総摂取カロリーを減らし、体脂肪を減らすことを目的とした食事法です。

脂質は1gあたり9kcalと、炭水化物(1g=4kcal)やタンパク質(1g=4kcal)に比べて高カロリーです。そのため、脂質を抑えることで自然と摂取カロリーが減り、エネルギー収支がマイナスになって脂肪が燃焼されやすくなるという理屈です。

通常、総カロリーに占める脂質の割合は20〜35%が推奨されていますが、ローファットダイエットではこれを15〜20%以下に抑えるケースが多いです。

ローファットダイエットの栄養バランス

ローファットダイエットの具体的な栄養バランスの目安は以下の通りです。

• 炭水化物:50〜60%

• タンパク質:20〜30%

• 脂質:10〜20%

脂質を減らす分、炭水化物やタンパク質をバランスよく摂ることで、体調を崩さず持続的に減量できるよう設計されています。重要なのは「カロリーの質」であり、単に炭水化物を増やすのではなく、食物繊維や低GI食品を中心とした良質な炭水化物を選ぶことがポイントです。

ローファットダイエットのメリット

1. 続けやすく、外食にも対応しやすい

脂質を減らすだけなので、炭水化物を完全に制限するようなダイエットに比べて食事の選択肢が広いです。ご飯やパン、麺類も選び方を工夫すればOKなので、外食やコンビニ食でも対応しやすいというメリットがあります。

2. 血中コレステロールの改善効果

飽和脂肪酸やトランス脂肪酸を減らすことによって、悪玉コレステロール(LDL)の低下や心血管疾患リスクの軽減が期待されます。特に中高年の方にとって、健康面のメリットは大きいと言えるでしょう。

3. 減量と筋肉の維持を両立しやすい

タンパク質をしっかり確保しつつ、脂質を抑えることで、筋肉量を維持しながら体脂肪だけを落とすことが可能です。筋トレと組み合わせれば、体を引き締めながら健康的に痩せることができます。

ローファットダイエットのデメリット

1. 空腹感を感じやすい

脂質は消化に時間がかかり、満腹感を長時間維持する働きがあります。ローファットではこの脂質が少なくなるため、空腹感が出やすく、間食に手を出しやすいというデメリットがあります。食物繊維を含む野菜や豆類を活用するなど、工夫が必要です。

2. ホルモンバランスへの影響

脂質は性ホルモンの合成に関わる重要な栄養素です。極端に脂質を制限すると、生理不順や肌荒れ、エネルギー不足などの不調が起こる可能性があります。とくに女性は、必要な脂質(特に不飽和脂肪酸)はしっかり摂取することが重要です。

3. 脂溶性ビタミンの吸収不足

ビタミンA、D、E、Kなどは脂溶性ビタミンと呼ばれ、脂質と一緒に摂ることで吸収が良くなります。ローファットではこれらのビタミンが不足するリスクがあるため、野菜+少量のオリーブオイルなど、工夫が必要です。

実際の食事例

朝食例:

• オートミール+豆乳

• ゆで卵(黄身を1つに制限)

• バナナ

• 無脂肪ヨーグルト

昼食例:

• 雑穀ごはん+鶏むね肉のグリル

• 野菜たっぷりスープ

• 海藻サラダ+ノンオイルドレッシング

夕食例:

• 玄米+白身魚のソテー(オリーブオイル少量使用)

• 温野菜

• 味噌汁(油揚げ抜き)

間食例:

• プロテインバー(低脂質タイプ)

• 果物(キウイ、リンゴなど)

• 蒸したさつまいも

ローファットとローカーボの違い

近年は「ローカーボ(低糖質)」と「ローファット(低脂質)」のどちらが効果的かという議論も盛んです。結論から言うと、どちらが優れているかは個人差があります。

ローファットは持久力を必要とするスポーツや日常活動に向いており、体への負担も少ないのが特徴。一方、ローカーボは短期間での減量や糖質代謝異常に適しているとされます。

自分の体質、ライフスタイル、目的に合わせて選択することが大切です。

ローファットを成功させるためのポイント

1. 加工食品の「隠れ脂質」に注意: ノンフライスナックでも実は油が使われている場合が多く、成分表示をよく確認しましょう。

2. 揚げ物・炒め物を避ける: 調理法を「蒸す」「焼く」「煮る」など脂質の少ない方法に切り替えるだけでも、大幅なカロリーダウンが可能です。

3. 良質な脂を適度に摂る: オリーブオイル、ナッツ、魚の脂など、**身体に良い脂質(不飽和脂肪酸)**は完全にカットせずに適量取り入れましょう。

4. 食物繊維をしっかり摂取: 腹持ちを良くし、脂質カットによる便秘も予防できます。

まとめ

ローファットダイエットは、バランスの取れた健康的な食生活を基本にした、安全性の高い減量法です。極端な制限をせず、誰でも始めやすく、長期的な継続も可能です。正しい知識と少しの工夫を加えることで、無理なく理想の体型に近づくことができます。

ただし、脂質は体にとって必要な栄養素でもあります。完全に排除するのではなく、「悪い脂を減らし、良い脂を活かす」ことが、ローファット成功の鍵と言えるでしょう。
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