・気温や湿度が高くなる夏。知らず知らずのうちに体に負担がかかり、「なんだかだるい」「頭がボーッとする」といった症状が現れることがあります。

それはもしかしたら熱中症のサインかもしれません。

この記事では、熱中症の原因と、日常生活でできる5つの予防習慣について分かりやすく解説します。

目次

・熱中症とは？症状と原因を知ろう

・毎日できる熱中症対策5つの習慣

・熱中症予防に効果的な簡単ストレッチ

・まとめ｜熱中症を防ぐには「早めの対策」がカギ

熱中症とは？症状と原因を知ろう

熱中症とは、体温の調節がうまくいかなくなり、体内に熱がこもってしまう状態を指します。特に真夏や梅雨明け直後は、身体が暑さに慣れていないため、症状が出やすくなります。

【主な原因】

・高温多湿の環境に長時間いる

・水分・塩分の不足

・急な運動や屋外活動

・睡眠不足や疲労の蓄積

・エアコンの使いすぎによる体温調節機能の低下

【代表的な症状】

・めまい、立ちくらみ

・頭痛、吐き気

・筋肉のけいれん

・倦怠感、集中力低下

・重症になると意識障害やけいれんも

熱中症は、正しい知識と予防習慣によってしっかり防ぐことができます。

毎日できる熱中症対策5つの習慣

1. 水分・塩分をこまめに補給する

のどが渇く前に少しずつ水分を補給するのが基本です。

1日あたり1.5〜2リットルを目安に、こまめに飲みましょう。

汗と一緒に失われる塩分やミネラルも重要です。スポーツドリンクや経口補水液を活用するのもおすすめです。

2. 日中の外出はなるべく避け、涼しい服装を

気温が最も高くなる午後12時〜15時は、外出を控えるようにしましょう。

やむを得ない場合は、帽子や日傘を活用し、通気性・速乾性のある服装を心がけましょう。

特に黒い服は熱を吸収しやすいので避けるのが無難です。

3. 睡眠をしっかりとる

意外と見落とされがちなのが睡眠の質と量です。

睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、体温調節機能を低下させます。

室温を**25〜27℃、湿度50〜60％**に保ち、快適な睡眠環境を整えることが熱中症予防につながります。

4. 毎日湯船に浸かる

「暑い時期にお風呂？」と思うかもしれませんが、湯船に浸かることで血流が良くなり、体温調節機能のトレーニングになります。

38〜40℃のお湯に10分ほど浸かるだけでもOK。シャワーだけで済ませず、意識的に湯船に入りましょう。

5.運動の前後に十分な準備とケアを

夏のトレーニングは汗を大量にかくため、体への負担が大きくなります。

運動前後にはしっかり水分・塩分を補給し、室温や服装にも注意。

無理のない範囲で、早朝や夕方など涼しい時間帯に行うのが理想です。

熱中症予防に効果的な簡単ストレッチ

夏バテ防止や熱中症予防には、軽めの運動とストレッチが効果的です。

首まわりのストレッチ

・首をゆっくりと左右に倒し、心地よい範囲でキープ（各15秒ずつ）

・首の血流が促進され、頭痛や倦怠感の予防にもつながります。

ふくらはぎのストレッチ

・壁に手をつき、片足を後ろに伸ばしてかかとを床につけます。

・ふくらはぎが伸びるのを感じながら左右30秒ずつキープ。

・血行がよくなり、熱が体にこもるのを防ぎます。

これらはエアコンの効いた室内でもできる簡単なケアですので、毎日の習慣に取り入れましょう。

まとめ｜熱中症を防ぐには「早めの対策」がカギ

熱中症は、ちょっとした気のゆるみや体調不良の積み重ねから起こります。

今日から始められる5つの習慣をおさらいしましょう。

・水分・塩分をしっかり補給する

・無理な外出を避け、涼しい服装を意識する

・睡眠環境を整えてしっかり休む

・湯船に浸かって体温調節機能を整える

・運動前後のケアとストレッチを怠らない

この夏も健康でアクティブに過ごすために、自分の体調に敏感になることが何よりの予防策です。

NEXUSパーソナルジムでは、季節に合わせたトレーニングや健康サポートも行っています。ぜひお気軽にご相談ください！

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