2025年04月27日
【NEXUSパーソナルジム 白金台店】過度な食事制限が起こす良くないこと。
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過度な食事制限は、短期間で体重を減らしたいときに選ばれがちですが、体や心に深刻な悪影響をもたらします。以下に、ポイントごとに詳しく解説します。
1. 基礎代謝の低下
極端なカロリー制限を続けると、体がエネルギー節約モードに入り、基礎代謝量が低下する。
代謝が落ちると、通常の食事に戻したときにリバウンドしやすくなる。
筋肉量も減少し、さらに代謝悪化の悪循環に陥る。
2. 栄養不足による健康障害
たんぱく質不足で筋肉が分解されやすくなる。
ビタミンやミネラル不足により、免疫力の低下、貧血、骨粗鬆症などを引き起こす。
食物繊維不足で腸内環境が悪化し、便秘や肌荒れの原因にも。
3. ホルモンバランスの乱れ
女性では極端な制限により生理不順や無月経を招くことがある。
男性でもテストステロン(筋肉や活力に関わるホルモン)レベルが低下し、活力や筋力が落ちる。
ストレスホルモン(コルチゾール)が慢性的に高くなり、脂肪蓄積を促進してしまう。
4. 精神的ストレス・食事への異常な執着
常に「食べてはいけない」という思考に支配され、ストレスが蓄積する。
食への欲求が異常に高まり、ドカ食いや過食症のリスクが上がる。
自己肯定感の低下、イライラ、不安感、抑うつ症状が現れることもある。
5. 筋肉量の減少
十分な栄養(特にたんぱく質)を摂らないと、脂肪だけでなく筋肉も減少する。
筋肉が落ちると体型が崩れやすくなり、体重が減っても引き締まった見た目にならない。
筋力低下により日常生活のパフォーマンスも悪くなる。
6. リバウンドのリスク増大
食事制限後に通常の食事に戻すと、体は「飢餓状態からの回復」として脂肪を蓄えやすくなる。
リバウンドすると以前よりも体脂肪率が高くなるケースも多い(いわゆる「脂肪優位型」)。
7. 長期的な健康リスク
慢性的な低栄養状態が続くと、心疾患、糖尿病、骨粗鬆症などのリスクが高まる。
肝機能や腎機能にも負担をかけ、将来的な内臓疾患の原因にもなる。
若いうちは問題が表面化しなくても、中高年以降に深刻な健康問題として現れる。
【まとめ】
過度な食事制限は一時的に体重を減らす効果があるように見えても、体・心・健康すべてに悪影響を及ぼします。栄養バランスを考えた適切な食事と運動を組み合わせ、長期的な健康を目指すことが何より大切です。