2025年04月17日
【NEXUSパーソナルジム 白金台店】コーヒーって実際どうなの?
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コーヒーとダイエット・筋肥大の関係性+飲用のメリット・デメリット
【1】コーヒーを飲むメリット
コーヒーには、健康やパフォーマンス向上など、様々な利点があります。
● カフェインによる覚醒作用
脳のアデノシン受容体をブロックし、眠気や倦怠感を抑え、集中力・注意力が向上します。
● 運動パフォーマンスの向上
カフェインは筋出力・持久力・反応速度の向上に寄与し、特に筋トレや有酸素運動前の摂取で効果的。
● 脂肪燃焼のサポート
コーヒーに含まれるカフェインは、脂肪分解を促進し、代謝を高める働きがあります。
● 抗酸化作用
ポリフェノール(クロロゲン酸など)が含まれ、細胞の老化防止や炎症抑制に役立ちます。
● 糖尿病やパーキンソン病などのリスク低下(長期摂取の場合)
一部の疫学研究では、2型糖尿病や神経変性疾患の発症リスク低下との関連が示されています。
【2】コーヒーを飲むデメリット
一方で、コーヒーには注意すべき点もあります。
● 睡眠の質を下げる可能性
カフェインの持続時間は個人差があるものの、摂取後4〜6時間は体内に残るため、特に午後以降の摂取は睡眠に悪影響を及ぼすことがあります。
● 胃腸への刺激
空腹時や過剰摂取により、胃酸の分泌が増え、胃痛や胃もたれを引き起こすことがあります。
● 利尿作用による脱水
カフェインには軽い利尿作用があり、水分補給を怠ると脱水につながる恐れもあります(ただし、常識的な量ではほぼ問題ありません)。
● カフェイン依存
毎日多量に飲んでいると、**カフェイン耐性や依存症状(頭痛・イライラ・疲労感)**が現れることがあります。
【3】ダイエットにおけるコーヒーの効果
● 脂肪燃焼促進(代謝アップ)
カフェインが交感神経を活性化し、脂肪分解(リポリシス)を助ける。
有酸素運動前に飲むと、より多くの脂肪がエネルギーとして使われやすくなる。
● 食欲抑制
一部の研究では、短期的に食欲を軽減する可能性が示されています。
● 低カロリー飲料としての利点
ブラックであればほぼ0kcal。ダイエット中の飲み物として優秀。
【4】筋肥大におけるコーヒーの効果
● トレーニング効率の向上
集中力やエネルギーを高め、トレーニングのパフォーマンスを向上。
重い重量や回数をこなすための精神的サポートにも。
● 間接的な筋肥大の促進
トレーニングの質が上がることで、筋繊維により強い刺激が入り、成長につながる。
成長ホルモンなどの分泌を助ける間接効果も。
【5】摂取の注意点とおすすめのタイミング
● 摂取量の目安
成人は1日あたりカフェイン400mg以下が推奨(コーヒー約3〜4杯)。
トレーニング前は、体重×3〜6mgのカフェインが効果的とされる(例:体重60kgの場合、180〜360mg)。
● 摂取のタイミング
目的 | タイミング | 飲み方 |
---|---|---|
ダイエット | 朝〜運動前30分 | ブラック、少量(150〜200ml) |
筋肥大 | トレーニングの30〜60分前 | 体重に合わせてカフェイン量を調整 |
【6】結論:コーヒーは「正しく使えば」強力な味方
コーヒーは、ダイエット・筋肥大のどちらにも良い影響を与える可能性がある飲み物です。ただし、飲み過ぎやタイミングの誤りは、効果を打ち消すどころか逆効果になることもあります。
正しい飲み方のポイントまとめ:
ブラックで飲む(糖分・脂質を避ける)
午後2時以降は避ける(睡眠の質を守る)
トレーニング前は効果的に使う(集中力アップ)
飲み過ぎない(1日3〜4杯まで)
うまく取り入れれば、コーヒーは「身体づくりのパートナー」になってくれます。