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2025年05月22日

【糖質制限ってどうなの?】

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糖質制限は本当に必要?「やらない方がいい」納得の理由

近年、「糖質制限ダイエット」が一大ブームとなり、「ご飯は太る」「パンはNG」「糖質=悪」というイメージが定着しつつあります。

でも本当に、糖質をカットすれば理想のカラダに近づけるのでしょうか?

実は、「糖質制限はやらない方がいい」人がとても多いのが現実です。

その理由を、パーソナルトレーナーの目線から、わかりやすく解説していきます。

1. 糖質は「悪」ではない。体にとって必要不可欠なエネルギー

まず大前提として、「糖質=太る」は誤解です。

糖質は、筋肉や脳を動かすための**“ガソリン”のような存在**。

これが極端に不足すると、

  • 集中力の低下

  • 疲れやすい

  • イライラしやすい

  • 筋肉の分解(代謝の低下)


など、むしろダイエットがうまくいかなくなる症状が出てしまいます。

つまり、糖質を全カットすることは、エンジンに燃料を入れずに走ろうとするようなもの。

短期的に体重は落ちても、それは筋肉や水分が減っただけかもしれません。

2. 「糖質制限→リバウンド」は鉄板ルート?

糖質制限で痩せたとしても、それを一生続けることができますか?

多くの人は、「一旦落としたら、普通のご飯に戻したい」と思うはずです。

でもその瞬間、体は「やっと糖がきた!」とばかりに、一気に水分と一緒に体重を戻します。

これが、よく聞く「リバウンド」。

また、糖質を長期的に制限すると、満足感が得られにくくなり、過食のスイッチが入りやすくなるのも事実です。

3. 糖質を制限すると「筋肉」が落ちやすい

糖質が不足している状態で運動をすると、体は足りないエネルギーを筋肉から補おうとします。

これが**“筋肉の分解”**。

せっかく運動や筋トレをしていても、糖質が足りないと、筋肉が落ち、結果的に「代謝が下がる→太りやすい体」になってしまうという悪循環に…。

特に、トレーニングしている人や、将来的に「引き締まった体」を目指す人には、糖質制限は本末転倒になりかねません。

4. “糖質の質”を選べば、太るどころか痩せやすくなる

糖質が悪者にされがちな背景には、「白米・白パン・お菓子=糖質」と捉えられていることがあります。

でも、同じ糖質でも「何から摂るか」で体への影響は大きく変わります。

  • 精製された糖質(白米・砂糖・小麦) → 血糖値が急上昇しやすい

  • 複合炭水化物(玄米・オートミール・芋類) → ゆっくり吸収され、エネルギーになりやすい


つまり、糖質を“制限”するより、“選ぶ”意識の方が100倍大事なんです。

5. 結論:「糖質はコントロールすべき」であって「カットすべき」ではない

糖質制限には、一時的な体重減少という効果はあります。

しかしそれは、“持続可能な方法”ではないことがほとんど。

本当に大事なのは、

  • 自分に必要な量を知ること

  • 食べるタイミングや質を見直すこと

  • 長く続けられる食生活をつくること


**糖質は、敵ではなく「味方にできる栄養素」**です。

正しく付き合えば、心も体も無理なく整います。

まとめ

糖質制限は、やり方によっては逆効果になる可能性がある食事法です。

カラダは「食べたもので作られる」からこそ、一時的な流行ではなく、“一生使える食習慣”を身につけることが本当のゴールです。

もし、あなたがこれから「健康的に痩せたい」「運動の効果を出したい」と考えているなら、まずは糖質を見直すところから始めてみましょう。

きっと、糖質はあなたの“味方”になってくれるはずです。
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