2025年06月10日
【理解しておこう!メンテナンスカロリーについて】
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ダイエットやボディメイクを始める際に、まず知っておきたいのが「メンテナンスカロリー」という考え方です。この記事では、メンテナンスカロリーの意味や計算方法、活用法についてわかりやすく解説します。理想の体づくりの第一歩として、ぜひ参考にしてください。
メンテナンスカロリーとは?
メンテナンスカロリーとは、「現在の体重を維持するために1日に必要な総カロリー」のことです。
言い換えれば、食事から摂取するカロリーと、1日を通して消費するカロリーが釣り合っている状態です。
このカロリーを理解していないと、ダイエットで「痩せない」「リバウンドした」といったトラブルの原因にもなります。
メンテナンスカロリーの計算方法
メンテナンスカロリーは以下のような計算式で求められます:
- **基礎代謝量(BMR)**を求める
- BMR × **活動係数(PAL)**= メンテナンスカロリー
▼ 基礎代謝量の目安(ハリス・ベネディクト方程式):
- 男性:66 + (13.7 × 体重kg) + (5.0 × 身長cm) − (6.8 × 年齢)
- 女性:655 + (9.6 × 体重kg) + (1.8 × 身長cm) − (4.7 × 年齢)
▼ 活動レベル別の係数(PAL)
● 低い:デスクワーク中心・運動ほぼなし → 係数1.2〜1.4
● 普通:立ち仕事・軽い運動をする → 係数1.5〜1.7
● 高い:肉体労働・ハードな運動を行う → 係数1.8〜2.0
【参考】厚生労働省:エネルギーの食事摂取基準
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188420.html
目的別カロリー調整の方法
■ ダイエット(減量)したい場合
メンテナンスカロリーから −300〜−500kcal を目安に減らすのが基本です。
急激に減らしすぎると筋肉の減少や代謝低下を招くため、無理のないペースで調整しましょう。
例)メンテナンスカロリー:2,200kcal → ダイエット中:1,700〜1,900kcal
■ 筋肉を増やしたい(増量)
逆に、筋肉をつけたい場合は +200〜+500kcal 程度のオーバーカロリーが理想です。
例)メンテナンスカロリー:2,200kcal → バルクアップ:2,400〜2,700kcal
メンテナンスカロリーを知るメリット
- ✅ 食事量の「基準」が明確になる
- ✅ 無理のないダイエットや増量が可能
- ✅ リバウンドしにくい体づくりができる
- ✅ 健康的な栄養バランスを維持しやすい
計算が面倒な人におすすめの無料ツール
正確な数値を求めたい人には、オンラインのカロリー計算ツールも便利です。
■ カロリー計算くん(外部サイト)
https://keisan.casio.jp/exec/system/1161228732
性別、年齢、体重、身長、活動レベルを入力するだけで簡単にメンテナンスカロリーを算出できます。
実践編:どう活かす?1日の食事計画
1日の食事を以下のバランスで設計すると効率よくカロリー管理ができます:
- 朝食:30%
- 昼食:35%
- 夕食:30%
- 間食:5%(プロテイン・ナッツなど)
また、栄養バランスとしては以下のPFCバランス(※)が推奨されます:
- タンパク質:15〜20%
- 脂質:20〜25%
- 炭水化物:55〜60%
※PFC=Protein(タンパク質)、Fat(脂質)、Carbohydrate(炭水化物)
よくある質問(Q&A)
Q. 食事だけで調整できますか?
A. 可能ですが、適度な運動を組み合わせることで、より効率よく目標に近づけます。
Q. 毎日同じカロリーでいいの?
A. 基本的にはOKですが、運動量の多い日・少ない日で微調整するのがベストです。
まとめ|メンテナンスカロリーを制する者は体づくりを制す!
メンテナンスカロリーは、ダイエットでも筋トレでも必須の知識です。
これを理解し、実践に活かすことで「無理なく」「健康的に」理想の体を手に入れることができます。
自分の目標に合わせて、しっかりとカロリーコントロールをしていきましょう!
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