2025年03月09日
名古屋今池店
こんにちは!NEXUSパーソナルジム名古屋今池店担当トレーナーの古田です! 本日は皆さんがよく知っている5大栄養素についてです! 身体を動かす、生命を維持するためには、食べ物から得られるエネルギーが必要ですが、主に エネルギーのもとになる栄養素が炭水化物、脂質です。この2つの栄養素は、エネルギー産生栄養素とも呼ばれます 1gあたり約4kcalのエネルギーを産生し主に脳や筋肉など、通常はぶどう糖(グルコース)しかエネルギー源として利用できない組織にぶどう糖を供給します。脂質と比較して消化吸収にかかる時間が短いので、すぐにエネルギーとなります。不足すると、エネルギー不足によって疲れやすくなる、集中力がなくなるといった状態になります。エネルギー源となる糖質、脂質が不足すると、身体は不足分を補うために、筋肉を分解してたんぱく質をエネルギー源として利用します。 すぐにエネルギーとして使われなかった糖質は、インスリンの働きによって肝臓、筋肉に取り込まれ、グリコーゲンとして蓄えられますが、その量には限りがあるため、余った糖質は中性脂肪として蓄えられます。これは人類の長い歴史において飢餓に備えた仕組みですが、摂りすぎが続くと、肥満や生活習慣病の原因となります。糖質を効率よくエネルギーに変えるにはビタミンB群が必要であり、余分な糖を蓄えないためにも一緒に摂ることが大事です。 脂質は、1gあたり約9kcalのエネルギーを産生し、炭水化物やたんぱく質よりも多いエネルギーを産み出すことができるため、身体は優先的に、脂質をエネルギーとして蓄えると考えられています。 神経組織、細胞膜、ホルモンなどを作るのに欠かせない栄養素であり、脂溶性ビタミン(A、D、E、K)の吸収を助ける働きもあります。 主に小腸で消化され、種類によっていろいろな代謝経路を経て、効率の良いエネルギー源として利用されるほか様々な働きをします。 余った脂質は、中性脂肪として蓄えられますが、過剰な摂取は、肥満や生活習慣病の原因となります。 脂質が多く含まれる食品は、肉類・魚類の脂身、食用油脂(サラダ油、オリーブ油、ごま油など)、バターなどです。 たんぱく質は、炭水化物、脂質と同じく、エネルギー産生栄養素に含まれます。 20種類のアミノ酸が結合した化合物で、アミノ酸の数、種類、結合の順番によって、約10万種類のたんぱく質になります。 体内で消化によりアミノ酸に分解され、筋肉や臓器、皮膚などの身体を構成する材料になったり、身体を調整するホルモン、酵素などの材料になったりします。また、神経伝達物質のもとにもなります。 不足すると、筋肉量の低下、免疫力の低下や、疲れやすい、集中力が落ちる、などの状態になります。 たんぱく質を構成するアミノ酸は20種類ですが、そのうち、体内で作ることができず、食べ物からとらなければならない9種類のアミノ酸を「必須アミノ酸」、体内で作ることができるアミノ酸を「非必須アミノ酸」と呼んでいます。